こんにちは、社会保険労務士の近藤です。

本日は労務トラブルを未然に防ぎ、職場環境の改善を図るための労働法基礎研修の研修内容をご紹介します。

この研修では、経営層や管理職が最低限知っておくべき労働法の基礎知識と労務管理の重要ポイントについて解説する研修となっております。

以下は研修内容の一例となります。

研修内容

  1. 労働法の全体像
    • 労働法令、就業規則、個別の労働契約の優先順位。
    • 管理職を含む「使用者」の法的責任範囲。
  2. 試用期間
    • 試用期間の法的意味と重要性。
    • 使用者が試用期間中に行うべきこと。
  3. 労働時間
    • 労働時間の定義(着替え時間や自発的残業の具体例)。
    • 36協定や変形労働時間制の理解。
    • 長時間労働による健康障害リスクと法的責任。
  4. 休職制度
    • 休職制度の基礎知識と適切な運用。
    • 復職や退職場面での適切な対応。
  5. 問題社員対応プロセス
    • 能力不足や勤務態度不良の従業員の解雇要件とリスク。
    • 問題社員への適切な対応プロセス。
  6. 非正規雇用
    • 有期契約労働者の契約更新と雇止めリスク。
    • 無期転換申込権の発生ケース。
    • 同一労働同一賃金の理解と待遇差の是正。
  7. ハラスメント
    • ハラスメントの定義と具体例。
    • 企業が実施すべき予防対策と事後対応。

研修の目的

この研修の目的は、労働トラブルの防止だけでなく、企業の組織品質を高め、働きがいのある職場環境を構築することにあります。優秀な人材の確保・定着を図るために、経営幹部や管理職の皆様が必要な知識を身に付けることが重要です。

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